不安なときこそ感情理解を

朝、うちの子が学校に行く前に…

 

「ボク、不安なんだ…」とポツリ。


ほぉ~

 

不安なんだ…

どうしたかな?

気持ちを表現されると、全身全霊で聴きたくなります。

 

どうやら朝、夢をみて、「バズ(←トイストーリーに出てくる)が消えちゃった…」って。

 


実は運動会のリレーの練習で、いつもの靴を履いていかずに、順位が上がらなかったんですって。

いつもの靴だと、彼の中ではバズがいて、走れるらしいのです!


な~るほど!


結果が全てではないけれど、プレッシャーを感じながら過ごしているんですね…


不安なときにもアンガーマネジメント。


実は、アメリカでアンガーマネジメントが爆発的に普及したのは、社会不安が広まった2001年の同時多発テロ以降といわれています。


不安になったら、そのことが自分にとって大切で、

こうすれば何とかなるかもと思うことであれば、それをすればいい。

自分で“走れる靴”だと自分で思っているのであれば、

まずは、それを履いていくことで不安要素が一つ減りますものね。


この不安、実は伝えずに溜めてしまうと…


自信がなくなってしまったり、

上手くいかなくなって、イライラする原因にもなるんです。


ボク不安なんだ…って、伝えてくれてありがとう~

よく言えたね!


だから、走れる靴をピカピカに磨いて、学校に送り出しました☆


マジックテープ型の靴ですが、マジックテープの裏の見えない場所にあるマーク?も磨いて!と言われ、念入りに☆


喜んで、お守りがわりの靴を履いていきましたよ!


帰ってきて、第一声が


「ママ、走れたよ!」


ですって。


うん、だって、「バズの走れる靴」だもんね!

良かったね~~



第一次感情が上手く伝えられると、怒りにならずにすみますし、

冷静に対策がとれます。


ナガナワ フミコ