アンガーマネジメントは、私達の感情から、怒りを無くすことではありません。
ただ、アンガーマネジメントを学んできて、私自身が言えるのは、「個人的な怒り」が減った のは事実です。
社会的な怒りは、色々とあります。
しかし、社会的な怒りは、建設的に向けることで社会を変える原動力にもなります。
日々、子どもに注意をすることはありますが、感情的に、はらわたが煮えくりかえる(←この表現はあまり使わない??)くらいに怒りに沸く ということは無くなりましたし、どこか冷静な自分を保つこともできるようになりました。
ところがです
久しぶりにイラッとすることが起きました
イラッと度 ずばり レベル7弱
(こうなると、大地震並みです )
相手は…
タイトル通り、
「カラス」です
えっ?カラス?
と、
そこで、苦笑いをした方、
吹き出された方
多数いらっしゃると思われます…
が、
聞いて下さい!
最近やって来るカラスは、逃げない しぶとい 強気
三拍子が見事に揃って、非常に厄介なのですよ。
私の地区では週2回、燃えるゴミの収集があり、ゴミステーションが、私の家のお隣に設置されているのです。
ゴミが散乱することが過去に度々~
私が引越してきたときは、目の粗いネットが使われており、もちろん、ゴミはすぐに散乱…
町内会に御相談しましたところ、個別に購入して頂くことができず、やむを得ずに目の細かいカラス除けネットを自分で購入いたしました(←これに対しては、自分が良かれと思っているので、全く怒りにはならず)。
一度、面と向かってカラスに話をして、そのカラスが来なくなったことがあります(←冗談ではなく、ホントのお話です…多分、カラスに変な人間だと思われたのかもしれません…)。
ゴミの日には、生ゴミを二重三重に袋に入れ、カラスがつついてもそう簡単に破れないように工夫をして出していますし、
町内会の方達もそれなりに工夫して下さっているのですが…
今年に入って、生ゴミは散乱
お隣さんは日中いらっしゃらない方ですから、この惨状をご存じないのですけれども、私のところはお客様が来られますので、かなりの大迷惑…
しかも、散乱したゴミが、お客様がお車を停めるカーポートにまで侵入していることも度々…
わたくしも次第にストレスになってきたのでございます…←(声の出演:岸田今日子さん、あるいは星野真理さん【by大奥】)
先日、最近よく来る一回り大きい“ボスカラス”に向かって、説得を試みてみましたが、お腹を空かしたカラスには相通じず…
しかも、どこかのゴミから引っ張り出してきた骨付き肉をくわえて、お隣の屋根にトントントンと登っていきました…
正直その時は、怒りというよりも、骨 がお隣の屋根の上に置きっぱなしになるのは、ちょっと…と思って見てしまいましたが。
相手に通じない もどかしさ、
最近、ゴミの収集時間が遅くて散乱の放置時間が長くなり困惑していること、
さらに先日は収集してくれていないゴミがあって、困ったあげく、市の清掃課に電話をする羽目になったり、
カラスにやられる一方…
そして、最善の方法を見出せずにいましたところ…
やってくれました!!
生ゴミの散乱
片付けること3度。
しぶといカラスは、逃げずに近くで待機
お客様も来られる時間なのに、なんて しつこいのぉ~~
…ということで、久しぶりにイラッとレベルが7まで達してしまいました…
しかし、ここはアンガーマネジメントが役立ちます
スケールテクニックにて、レベル7とわかった時点で、
庭のお花をめでながら、深呼吸
そして、「大丈夫!大丈夫!」とコーピングマントラ
そして、
対処できる可能性があるかどうか、
それは現実的なことかどうか、
負担になったとしても自分の中で折り合いがつくかどうか、
他に相談できる相手がいるかどうか、
具体的な対策と方法を探して整理しながらリストアップ(書き出す)
あとは、それを次回の燃えるゴミの日までに、実行に移すだけです
アンガーマネジメントのコツは、受け身ではなく主体的に実践してみることです!!
(レベル7になるまで、何で放っておいたの??ということは問題にせず…それに人間、何かをするには心の準備がないと動けないものです…)
相手が変わるのを待っていても、誰かが自分を変えてくれるのを望んでいても効果はありません。
一度で完璧なカラス対策ができれば良いですが、やってみて上手くいかなければ、また他の方法を考えてみればいい…
まずは、やってみないとわからないことでもあります。
カラス大作戦
(軽く書いていますが、実は真剣なんです…)
色々と調べたり、相談したりして、カラス除けネットにひと工夫を施してみました。
自分の怒りが他に蔓延しないように、怒りの種をまき散らさないように、アンガーマネジメントが役立つはずです!
果たして、今後、カラスの被害を防げるのか???
今日、決戦 の火ぶたがきられます
ナガナワ フミコ