少年鑑別所にて対人援助のための職員研修をさせていただきました

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こころのケア&エデュサポートcoco-kala 

ナガナワ フミコです

ブログにお寄り下さり、ありがとうございます

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少年鑑別所にて職員向けの研修をさせていただきました。

アンガーマネジメントやアサーションにも取り組まれています。

 

加害者も被害者も傍観者も作らない作らせない教育を目指し、人権教育法教育の一貫として活動を始めて25年ほど経ちます。

 

外側から注意喚起をすることはいくらでもできますが、内側から気づいたり改めて欲しいと思っても本人の心が閉ざされてしまっていれば何を言っても響いていかないものです。

 

研修は、一旦立ち止まって振り返り軌道修正を試みる時間…その時間を生きた時間にするか死んだ時間にするか向かう意識によって変わります。

 

回顧し揺さぶられ、自分の軸を見つけながら何に気づたことがあれば何かが変わるはずですし、グループのダイナミクスも一人一人のオープンさにかかってきます。ある意味、オープンダイアローグを体現できる貴重な場でもあります。

 

何ができたのかわかりませんが、職員の皆さんが人との関わりの中で、もしかしたらこういう事だったのかとハッと思う瞬間があれば良いなと思います。

 

終わった後、少年鑑別所を見学させていただきました。少年院は30年ほど前に見学した事がありましたが、鑑別所は初めて。

 

『矯正』と『共生』は一見相反することのように感じるかもしれませんが、個人的なことは社会的なことでもあります。

 

以前保護司向けの研修や様々なところでもお話をしたのですが、『罪を憎んで人を憎まず』

 

生育歴が気の毒でも手を染めない選択をする人も世の中には沢山います。同情の余地は無いにしても社会の受け皿があるか否かで道は変わると思うのです。

 

知ることって本当に大切。

 

コロナ禍で社会不安、経済不安の中で学校の休校が長引きソーシャルディスタンスで交流が乏しかった子ども達。14歳あたりって生後5000日前後でもありますが、多感な時期をコロナ禍で過ごした弊害が既に出てきていると思います…

 

色々な事が変わりどきの今、きっとできることがあるはずと思い引き続き活動を続けていこうと思います。

 

職員の皆様、お世話になりました。

ありがとうございました。