感情が胸に引っかかるとき(子育てエピソード2018年1月)

【感情が胸に引っかかる時】

 

先日息子が9歳になりました。

小さい頃から気持ちを言葉にして

対話をすることを大切にしてきました。

 

けれども、時に感情が胸に

引っかかることがあります。

 

3学期が始まり、

息子が何だかドンヨリ…

 

「どうした?何かあったかな?」

と聞いてみたら、

 

「ママ、よくわかったね」と。

 

イヤなことを思い出したのだそう。

 

聞いてみると、昨年の出来事。

年下の1年生の子から

悪口を言われたことでした。

 

 

3学期が始まり、

学校で見かけたのでしょうね。

あまり知らない子から

「名前なんていうの?」と聞かれ、

名前を言ったら急に

“○○(←息子の名前)ゴリラ!”と

言われたのだそう。

(ふざけて何度も)

 

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思わぬ不意打ち。

息子はビックリして

ショックを受けたらしく、

傷ついたらしいのです。

 

でもガマンをしたのだそう。

 

感情はフタをすると

いつかフタを開けて出てきます。

 

息子と話をしたら

 

「悔しいというよりね、悲しかった」

 

そう言って、

涙目に。 

 

大粒の涙がポトリと…。

 

そのあと息子の表情は明るくなりました。

どんな感情も大切。

本当は直接言われた子に

伝えられたら良かったのかもしれません。

 

けれども、誰かに気持ちを伝えてみることでも

気持ちが軽くなったりします。

 

気持ちを伝えあえる

(ただし、一方的にマイナスの感情を

置きみやげにすることなく)、

そんな関係が身近にあると

いいのだろうな…

 

改めてそう感じた出来事でした。

ナガナワ フミコ