【感情が胸に引っかかる時】
先日息子が9歳になりました。
小さい頃から気持ちを言葉にして
対話をすることを大切にしてきました。
けれども、時に感情が胸に
引っかかることがあります。
3学期が始まり、
息子が何だかドンヨリ…
「どうした?何かあったかな?」
と聞いてみたら、
「ママ、よくわかったね」と。
イヤなことを思い出したのだそう。
聞いてみると、昨年の出来事。
年下の1年生の子から
悪口を言われたことでした。
3学期が始まり、
学校で見かけたのでしょうね。
あまり知らない子から
「名前なんていうの?」と聞かれ、
名前を言ったら急に
“○○(←息子の名前)ゴリラ!”と
言われたのだそう。
(ふざけて何度も)
思わぬ不意打ち。
息子はビックリして
ショックを受けたらしく、
傷ついたらしいのです。
でもガマンをしたのだそう。
感情はフタをすると
いつかフタを開けて出てきます。
息子と話をしたら
「悔しいというよりね、悲しかった」
そう言って、
涙目に。
大粒の涙がポトリと…。
そのあと息子の表情は明るくなりました。
どんな感情も大切。
本当は直接言われた子に
伝えられたら良かったのかもしれません。
けれども、誰かに気持ちを伝えてみることでも
気持ちが軽くなったりします。
気持ちを伝えあえる
(ただし、一方的にマイナスの感情を
置きみやげにすることなく)、
そんな関係が身近にあると
いいのだろうな…
改めてそう感じた出来事でした。
ナガナワ フミコ