デートDVフォローアップ講座で活動報告

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ナガナワ フミコです

ブログにお寄り下さり、ありがとうございます

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2日間にわたるデートDVフォローアップ講座で、

各地の報告を依頼されました。

 

やってしまった…日程違い…

 

明日だと思っていたら、

今日の午後から。

ある程度パワポはできていたのですが、

持ち時間は10分。

足すのは簡単。引くのは至難の業…


しかも、ZOOMの更新をしていなかったことに気づき、

いざ入ろうとしたら、今度はPCの更新作業…

ビデオも上手くいかない??

(水星逆行中あるある)


2002年から21年間のをギュッと凝縮。

 

学生の性被害相談を機に法律(刑事法)から心理の道に進み、

2003年に山口のりこさんと知り合い、

2006年にデートDVファシリテーターとなり(道内では当時2人)、

HBCの当時のHANAテレビで放映され、

2008年からは法務局、養護教諭のサークルでお話する機会をいただき、

大学の刑事法研究会でデートDVの実例を報告。

(当時、院生さんだった方が法務省の性犯罪に関わる刑事法検討会の委員となり、
今回の刑法改正にも関わっていることは感慨深いことです)

 

出産子育てを機に十勝帯広に。

十勝はDVが多いのは聞いていましたが、

出産その日にDVで離婚後、再婚して出産した人と同室となり、

授乳室での会話が堕胎しやすい病院の話…

出産3日後にはDVから逃げてきた女性が出産し、

帯広で最初にいただいたお仕事がデートDV講座での講師

という出来事もあり、デートDVという予防教育の必要性を痛感。

 

性教育は生教育。

デートDV講座は中学生から私はお話していますが、

タブレットを持ち帰るようになって、
全国では小学生の被害(加害)事例も出始めています。

 

帯広市男女共同参画推進市民会議の委員を2010年から4期8年務め、
予防教育の大切さを提言し続けてきましたが、

今年から再び帯広市男女共同参画市民懇話会の委員として選任されましたので、

来年度のプランの見直しに向けて再び行政に提言する機会をいただきました。

 

コロナ禍でDVや虐待、女性の貧困等、社会問題が浮き彫りになってきた今、

本格的に変えていかないと本当に良き人財が海外へ流失してしまうだろうなと懸念しています。

 

国際的にもジェンダーギャップ指数は日本は先進国の中で大幅に遅れを取り、

都道府県別のジェンダーギャップ指数は北海道はワースト1。

 

封建的な地域では未だに唖然としてしまう慣行もありますが、

社会を変えるには30年かかると勝手に思っているので、

この問題に関わって20年。

あと10年、希望を失わずに活動を続けてみようと思います。

(これで日本が変わらなければ、未来は望めません…)

 

高等教育(大学等)が地元に少ないことも懸念材料ではありますが、

大人が自覚し、次世代が生きやすい社会にしていかないと

益々国際的にも力を失っていくことでしょう。

 

残念ながら地元で同じ思いを共有できそうな人は数少なく、

(温度差を感じて心折れそうになることも数知れず)

 

そんなときは狭い世界(地域)では拉致があかないので、

他の地域や全国で活動している人と意見交換をし、

新たなネットワークを作ったり海外との繋がりができることは心強いことです。

コロナになってオンライン化が進んだことはメリットしかありません。

 

改めて20年は長いようで短く、20年前よりも問題は複雑化していますが、

孤立化させず、大人がバージョンアップを図らないと

間違った関わりによって二次被害・三次被害を引き起こし兼ねません。

 

社会は常に変化していること、

昔と今は違うこと、

年だから時代が違うから面倒だからは、通用しなくなってきています。

 

そんな思いを秘めながら報告をさせて頂きました。

 

デートDVという言葉ができて20年。

スタートと共にこの活動がライフワークになりましたが、

改めて初心に還った感じがします。

 

今後も全国・海外の人達と学びを深めていきたいと思います☆