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こころのケア&エデュサポートcoco-kala
ナガナワ フミコです
ブログにお寄り下さり、ありがとうございます
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先日、
「相互理解とアンガーマネジメント~多様性を生(活)かす教育者として~」
と題し、先生方の研修会に呼んで頂きました。
六稜ゼミナールの開催は実に3年越し……
(一昨年はコロナ禍ということで中止。昨年は感染拡大の懸念もあり前日に中止……3度目の正直ということで企画準備をされていた先生方は無事に終えるまで気にされていたのではと思います)
3年越しでお声がけ下さり、本当に有り難いことでした。
(私の場合は昔からご縁繋がりでお仕事をいただくことが多く、何処かで何か誰かと繋がっていたりするのですが、今回は亡き祖父を通してのご縁もありました。直接ご挨拶をさせて頂いた先生方もいらっしゃいましたが、お世話になっていながらお話ができなかった先生方もいらっしゃったのでは……と思います。失礼をお詫び申し上げます。)
他者理解のためには自己理解が不可欠。
自己理解と他者理解がなければ、相互理解に至りません。
今回敢えて「価値観」という言葉を使わずお伝えしました。
わかり合えない、どうも理解できない=価値観が違うから
の一言で歩み寄ることをしないまま、
人間関係を簡単に片付けてしまいやすいからです。
特に怒りを感じたとき、
相手を受け入れられない心境になり、
批判したくなったり、拒絶したくなったり、
意地になってトラブルが長引くことさえあります。
人と意見は違ってもOKのはずなのに、
深く考えずに画一的な答えだけで学んできてしまうと、
意見の相違=正しさの押しつけ・間違い探し・批判等に繋がる問題点もあります。
私自身が学生に対して法学や憲法の時間に
「怒りのワーク」を取り入れていたのは
予防教育の一環としてでした。
法的トラブルや裁判には、
怒りの感情が介在しているからです。
更に日本は法教育が出遅れていて、
ディスカッションやディベートに慣れていないこともあり、
学生に介護事故・保育中の事故の裁判を元に
原告側被告側にわかれてディベートをしてもらったり、
最後の授業は模擬裁判で締めくくったりと工夫をしてきました。
学生達の自由な討論は、
なるほど!と思うことも多く、
何か起きたとき、誰もが原告被告のどちらの立場にもなり得るからこそ、
両方の立場から考えられるようになったら強みになるなと。
想像できればエラーは防ぐこともできます。
学生には、立場を崩さずに論破することをルールとしていたはずなのに、話し合いの中で自然とお互いにうなずき合いが始まり、笑いまでおき、
その様子を見ていたら裁判にまで至らずに和解になるな……
と思うことも度々ありました。
(対話しながら、理想的なコンフリクト解決のスタイルのようにも感じました)
彼らの多角的なものの見方、考え方は、
頼もしく思えることさえありました。
人は、一度自分の中に拒絶が始まると、
相手の悪いところ嫌なところ
マイナス面が徐々に大きくなってきて、
不快感、嫌悪感が広がってしまいます……
感情や思考、コミュニケーションといった
自分(わたし)のクセやパターン、
こだわりなどに気づきながら、
自分(わたし)が何を大切にしているのか?
が理解できてこそ、
相手(あなた)にも同じようにクセやパターン、こだわりがあり、
相手(あなた)が大切にしていることを
知りたいと思えるはず……
拒絶ではなく、
おのずと折り合いがつきやすくなります。
多様性の理解は奥が深いことがあったりします。
自分の中で解像度が高くなるまで、
何度も振り返って考え、
気づいては修正し、
繰り返されることで、
ようやく鮮明に見えてくるものがあるのだと思っています。
冬休みが年々短くなり、
まもなく3学期が始まろうとしている中、
ご参加下さり本当にありがとうございました。
(デジタル投票、Wifiを使用したことで逆に繋がりにくくなってしまったと聞きました……申し訳ございませんでした。)
準備して下さった先生方も大変お世話になりました。
きっかけ作りしかできませんが、
ヒントになることが1つでもあったのであれば嬉しく思います。
☆ご感想☆
フォームにお寄せいただきましてありがとうございました(先に届いたものを掲載させて頂きました。届きましたら追記したいと思います)
個人的にはデジタル投票が上手くいかずにワークが深まらなかったのでは…と気になっておりましたが、気づきや構想に繋がる何かがあったようで少しホッとしております。
*良いと思っていたころがストレッサーにもなると分かり、気をつけようと思いました。
*その通りだと思いました。
*自分の特徴がよくわかりました。プラスでもありマイナスでもあるので、マイナスにならないよう自分を見つめ、磨いていきたいです。
*結果に納得できました。詰めの甘さに注意していきたいです。
*自分のタイプを認識した上で、コミュニケーションを取っていこうと思いました。
*学校でプラスの感情を増やす工夫を考えたいと思いました。
*相手の感情を理解してコミュニケーションをとりたいとおもいます。
*昔の価値観から脱却し、アップデートしながらニュータイプを意識していきたいです。
*職場の先生方、一人ひとりの意見やアイデアを活かした学校経営をしていきたいと本日のご講演をきいてあらためて思いました。
*FREE Wi-Fiからはなぜかアクセスできませんでした。Wi-Fiを切るとアクセスできました。
*今日はありがとうございました。
*勉強になりました!
*体罰や暴言が問題になることがあります。今回の講話で学んだことを、広げていきたいと思いました。参考になる内容ばかりでした。準備運営にあたっていただいた方や、講師の先生に感謝致します。ありがとうございました。
*大変勉強になりました。ありがとうございました。
*自分自身のアンガーマネジメント、子供たち同士のトラブル解決、家族のアンガーマネジメントなど、参考になりました。大いに学べた研修でした。ありがとうございました。
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cocoは、心・人のつながり、
kalaは、ゆるし・争いの停戦という意味があります
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