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こころのケア&エデュサポートcoco-kala
ナガナワ フミコです
ブログにお寄り下さり、ありがとうございます
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3年ぶりに十勝管内の高校に呼んで頂いて、
全校生徒向けに「生と性に関する講演会」をさせて頂きました。
私は政治的宗教的に中立の立場で活動していて、
あくまでも人権教育の一環として伝え続けています。
法律や予算を決めるのは議会であるため、
女性議員の皆さんにお話を伺うことがありますが、その時は超党派で集まり意見交換します。
文科省の「生命の安全教育」や
SDGsのジェンダー平等により、
教育の中で伝えやすくなりました。
一方で、アップデートされていないと、
古い体質が露見してしまいます…
皆で聞いて、一緒にアップデートすることで、
何かあったときに一緒に対応しやすくなります。
一番避けたいことは、
孤立した生徒を放置したり、
当事者への支援の中で、たらい回しにしてしまうこと。
自分が加害者被害者になるかもしれないし、
大切な友人や家族が巻き込まれるかもしれないし、
相談されることもあるかもしれないのです。
だからこそ、すぐに動ける予備知識を持っていて欲しいのです。
そのためには
点から線、線から面へのサポートが必要です。
DVは、単なる家庭内暴力ではありません!
親密な関係(主に男女間)の中で、
力(暴力)を使って繰り返される支配でもあります。
しかも個人のみならず社会の中で
ジェンダーバイアスに気づかない人・地域も多いのです
生物学的性差 と 文化的社会的性差 (=ジェンダー)はイコールではありません。
しかし、アップデートされていない人は、
「性差」ということで一色単にしてしまっています。
デートDVを高校生に話しても、
身体的性的暴力は暴力だということは理解していても、
無視したり、不機嫌になることを
暴力とは思っていない10代も多いなと思います。
言うことを聞かせたり、
脅したり、
彼氏・彼女の役割を押しつけたり
中には、彼氏(彼女)には「特権」があるからと、
対等ではなく、相手をコントロールしても良いのだと、
コントロールされる、・束縛は愛?!だと
勘違いしているカップルもいるのです。
そして加害者は、相手が悪いと思わせるように罪悪感や恥をうえつけ、
被害者は、自分を責めて力を奪われていきます。
被害者は恐怖や恐れを抱きながら相手と付き合い続けないといけないのですから、
親密な関係なのに、支配された関係になってしまうのです。
高校生達には、
友達が被害にあったら、
友達が加害をしていたら、
友達として何ができるか
相談先はどこなのか、
SNSの自撮り被害や性被害を受けた時の
相談窓口やワンストップセンターなど
自分達でアクセスできるように
情報を紹介しました。
1人の加害者が複数の被害者を生み出します。
傍観者は加害者を野放しにします。
SOSを出すことは
迷惑なことでも
恥ずかしいことでも
決してありません!
そのことを知っておいて欲しいと思っています。
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cocoは、心・人のつながり、
kalaは、ゆるし・争いの停戦という意味があります
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