スウェーデンの暮らしから

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ナガナワ フミコです

ブログにお寄り下さり、ありがとうございます

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北欧諸国はジェンダー先進国。

スウェーデンの実際の暮らしから

ストックホルムにお住まいのリンデル佐藤良子さんのお話を伺って

日本とのギャップをまざまざと感じました。

 

教育システムから違っている

スウェーデン

 

人権や個人の尊厳について、

私自身が活動の原点にしていることが、

スウェーデンでは教育(しかも保育園から)の中で学び重ねているとのこと。

 

スウェーデンでは

待機児童無し、

小一ギャップ無し

教育費大学院まで無償、

専業主婦率0.7%(日本26%)

午後6時以降、帰宅率70%(日本6%)

育児休業取得率90%

両親で育休480日…

少子化問題、性別役割分業がともに解消

 

異次元政策をするなら

本気でしないと…

と思います。

 

更にクリティカルシンキングの時間が

設けられているとのこと。

 

日本でも子ども達に

「思考判断」を求める試験内容の比重

というのが高まっていますが、

 

このチカラを高めるためには

日頃から訓練が必要…

(時間もかかります)

 

日本は人権教育を含む法教育や

ディスカッション、ディベートの力が

とにかく弱いです。

 

私も講師時代に福祉や保育の学生達に、

実際に裁判になった介護事故や過失事故を例に

じっくり考えてもらい、

討論をしてもらっていました。

 

これをすることで、原告被告どちらの側をも

イメージでき、予見する力をつけることができるからです。

 

私は憲法や法学を担当していたため、

人権と個人の尊厳について伝えながら

ディベートをしてもらうことができましたが、

 

この意識が育っていないと、

単なる批判や攻撃で終わってしまう…

という残念なことにもなりかねません。

(クレーマー、モンスター化、同調圧力の現状)

 

日本が今後、北欧のような社会になれるのか、

現実は愕然としますが、

理想を現実に変えていかない限り

世の中は良くなりません。

 

国際的に出遅れ感が否めないのですが、

教育も含めてこれからなのだろう…と

 

次世代を担う子ども達が

未来や希望を持てる世の中にするために

何が必要か、何ができるか、

そんなことを考えさせられた時間でした。

 

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