体罰事件〜判決理由にアンガーマネジメント受講

愛知県で起きた体罰事件。小学2年生の児童2人の頭を黒板に打ち付けるなどして逮捕起訴され、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決が言い渡されました。

 

判決では「自身の指導が理解してもらえないことを理由に、怒りの感情にまかせた身勝手で理不尽な犯行」と指摘。

 

一方で、被告人の元教諭がアンガーマネジメントを受講していることが述べられました。

 

司法分野にアンガーマネジメントが知られ始めているのは嬉しい限りです。

が、アンガーマネジメントを受講したからといって、

暴力が防げるとは限らないことも知っておかないといけません。

 

体罰は「力と支配」の構図。

 

40代の元教諭。

 

教諭は力で子ども達をコントロールしてもOKだというバイアスが変わらなければ、

同じことを繰り返すのではと思います。

 

 

アンガーマネジメントを知っているだけではなく、大人も子どももアンガーマネジメントができる人が増えてくれたらと思います。

 

ナガナワ フミコ