私立高校での体罰とセクハラ問題(2018年1月)

M市の私立高校で

体罰とセクハラの問題が起きました。

 

体罰とセクハラをしたのは、

女子ソフトボール部監督の30代の男性教諭。

 

同校の女子ソフト部は昨年の全国高校総体にも出場したほどの強豪校なのだそう。

 

新聞記事によると、

 

2年生の女子部員4名に体罰を繰り返し、

 

うち1名にはセクハラ発言をし、

 

2名は現在も登校できていないのだそう。

 

教師による体罰、セクハラ、

 

問題になることは、想像できうるのに。

 

事実関係はほぼ認めているそうですが、

 

手のひらや拳で殴ったり、

 

セクハラ発言として

「彼女にしてやろうか」

などと言ったのだそう。

 

保護者からの報告は昨年12月15日。

今も被害生徒のクラスを含めて、

授業を担当しているのだそう。

(1月17日現在)

 

こういう話を聞くと、

私は怒り💢を感じます。

 

1人の加害者が

複数の被害者を生み出します。

 

セクハラや体罰

上下の構図。

 

上の者は下の者を

大切には扱いません。

 

その人に無いものは出てきません。

 

体罰容認、

支配服従の構図が当たり前、

性的な嫌がらせをしてもOK、

 

そういう意識でいるから

さほど悪いことをしたと思ってはいないだろうし、

 

周りも知っていたのに注意をせず

容認していた可能性だってあります。

 

セクハラや体罰を受けたら

どんな心的影響があるか…

 

学校現場は逃げられません。

子どもは、

卒業までガマンするか、

行けなくなるか、

やめるしかありません。

 

体罰防止、

ハラスメント防止として、

アンガーマネジメントをお話させて頂くこともありますが、

 

教育の現場で子ども達が被害者にならないために、

このようなことが繰り返されないためにも

ハラスメントや体罰について

学び直しをする機会を設けて頂きたいものです