デートDV防止プログラムの再受講~価値観と情報のバージョンアップのために

*:.・・:*:.・∞*・*:∞*・:*:.・・:*:.・∞*・:*:.・・:*:.・∞*・ 

こころのケア&エデュサポートcoco-kala 

ナガナワ フミコです

ブログにお寄り下さり、ありがとうございます

*:.・・:*:.・∞*・*:∞*・:*:.・・:*:.・∞*・:*:.・・:*:.・∞*・ 

2022年は私にとって更に学びを深化させる1年にすると決めています。

 

2002年に学生の性被害相談を機に

10代のデートDV防止教育と

女性子ども専門の心理カウンセラーの必要性を

感じて今の活動に至ります。

 

2006年に認定を受けたアウェアのデートDV防止プログラムファシリテーター

 

何度か再受講やフォローアップを

受けておりますが、

ツールがデジタル化している今、

自分の価値観も含めてアップデートでは足りず

バージョンアップも必要。

 

4月~6月まで36時間、再受講をしています。

 

オンラインではありますが、

2006年に共に学んだお仲間の方々との再会や

Fネット(ファシリテーターのネットワーク)の皆さまとの交流、

加害者更生プログラムの講座でご一緒した方々との再会などなど、

共に学びを深められることは本当に幸せなことですし、

ワークを通してエンパワーメントされています。


海外でデートDVは、Dating Violence

(デート中の暴力)という表記

なのだそうですが、

 

日本では2002年にDV加害者プログラムを始めた

アウェアの山口のりこさんが、

DV予防教育と位置づけていて、

デート+DV(Domestic Violence)として

Domestic という言葉を残されました。

 

そのため構造的な問題であるとしています。

DVは単なる暴力ではなく、

ジェンダーバイアスは避けて通れません。

ジェンダーは、社会的・文化的・歴史的につくりあげられた性別役割や性別観、男女間の権力構造

 

DVは親密な相手に対し思い通りにする支配が目的力は手段として用いられます。

DVは親密な相手に対して力や権力を使って優位に立ち、支配する関係性をつくり、維持するために繰り返しおこなうあらゆる威圧的な行為ですが、この力と支配の関係性の構造は虐待やパワハラ体罰・いじめなども同様です)

 

 

今では文部科学省の生命の安全教育の中に

中学生以降の教育にデートDVが紹介されています。

www.mext.go.jp

SDGsのジェンダー平等の活動もしやすくなりました。

www.unic.or.jp

 

ジェンダーを論じる時に、

フェミニストとくくられやすいのですが、

私は「人権教育」としてこの活動をしています。

 

枠や区別があるから差別や対立が生まれる

と思っているため、私自身は正直、

フェミニストというくくりに抵抗があります。

 

「平等を支持するなら残念だけどあなたもフェミニストエマ・ワトソン

 

というならば、『残念だけど私もフェミニスト

といわざるをえないのかもしれませんが……

 

ジェンダーバイアスも含めて

DV構造を学び直すためには、

フェミニズムの歴史も紐解かなければ

理解は深まりません。

 

そうでなければ、言葉の重みが薄れてしまいます。

 

DVの加害者にも被害者にも

そして傍観者にもしないさせない

教育社会を目指して、

学びを深化していきたいと思います。

 

f:id:coco-kala:20220418183421j:image

*:.・・:*:.・∞*・*:∞*・:*:.・・:*:.・∞*・:*:.・・:*:.・∞*・ 

こころのケア&エデュサポートcoco-kala

cocoは、心・人のつながり、

kalaは、ゆるし・争いの停戦という意味があります

*:.・・:*:.・∞*・*:∞*・:*:.・・:*:.・∞*・:*:.・・:*:.・∞*・ 

お問い合わせは こちら↓↓

 

アンガー&ストレスマネジメント研修・講演会のご依頼は

anger.hokkaido☆gmail.com(☆を@にご変更下さい)

女性親子専門カウンセリング・ご相談

cocokala.cocokala☆gmail.com(☆を@にご変換下さい)

講演会・カウンセリング共にオンラインに対応しております。