一般社団法人Spring(当事者団体)・知識の壁・法律の壁

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ナガナワ フミコです

ブログにお寄り下さり、ありがとうございます

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性暴力に対する社会の認識の甘さを度々感じます。

(私自身が刑事法専攻だったということもありますが)

 

泣き寝入りされている被害者がどれだけいるか、

見て見ぬふりをして行動しない傍観者は加害者と同じだとも思っています。

一人の加害者が複数の被害者を生み出します。

 

以前より様々な支援団体、当事者団体が増えました。

一般社団法人Springという当事者団体があることを知りました。

http://spring-voice.org/
被害者にとっては声をあげやすくなるのではないでしょうか。

 

相談しやすくなったという一方で、
昔から言われているのは、専門的な学びが浅いことで、

二次被害、三次被害を与えてしまっているケースも聴きます……

 

今年5月に女性支援法「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が成立しました。2年後に施行されます。

それまでの婦人保護事業の根拠は、1956(昭和31)年に制定された売春防止法に基づいていましたから…66年前のものが令和になっても…なんて驚くのはまだ早いです。

 

性的同意の点も 日本はグローバル・スタンダードからかけ離れています。

明治40年以来110年ぶり!と言われた2017年の性犯罪に関する刑法改正だって不十分で、法制審議会(刑事法~性犯罪関係)でも議論が続いています。

会議の内容は法務省のHPから見られます。
※個人的にも知り合いの先生がメンバーに入っていることもあり、審議会のゆくえを見守っているところです。

被害に遭わない安全な社会、
被害に遭いそうになったときに周りが気づけたり、被害に遭ったとしても安心して暮らせる社会、

被害者が泣き寝入りをしなくて済む社会にしていきたいものです。