LGBTQ~トランスジェンダーについて

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ナガナワ フミコです

ブログにお寄り下さり、ありがとうございます

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LGBT(Q)について20~30年前から比べると、

支援先などネットワークが広がったと思っています。

 

20年くらい前のことです。

法学や憲法の非常勤講師をしていたのですが、授業が終わった後、

ある学生が一人思い詰めた様子で講師室にきました。

 

トランスジェンダーに悩む学生でした。

泣きながら重い口を開いたときに、

私が全く動じなかったことに、打ち明けた本人が一番驚いていました。

(話そうかどうしようか何日もものすごく悩んで打ち明けたのに、

拍子抜けした!と言われました)

 

それもそのはず。

実はトランスジェンダーの知り合いがいたことや、

幼少期から差別問題に意識が向いていて、性別や人種、民族、門地、

先天性障がいなど生まれながらにして自分では変えられないことについて、

差別されることで人として生きにくさを感じるのはおかしい!

と疑問に感じていたことがあったからです。


ずっと誰にも言えず生きにくさを抱えて生きてきたのでしょう。
今のようにスマートフォンもネット環境も学生には無い時代。
情報を得ることは今よりも難しいこともありました。

死にたいというところまで自分を追い込んでいました。


勇気をもって人に打ち明けるということは、生きる道を見出したいということ。

こういう時には逆に希望が持てます。

何が一番怖い?
その悩みがなかったら今頃どうしてる?
悩みがないとしたら、優先順位は何だろう?

味方が一人ついたけど、他にも必要?

この団体があるけれどもどうする?

そんなやり取りを15分くらいしたら、表情が緩みました。


私が大切にしていることは、点を点のままにしないということ。

点から線、できれば線から面へとサポートを拡げていくことです。

差別というのは、自分以外の他人がいることによっておきますし、

社会の中で分けられる何かがあるから生まれるものだと思っています。


マイノリティという言葉でくくることにも私は抵抗がありますが、

まずは理解してくれる人が一人でも二人でもいれば

力を失わずに済むこともあります。


身体は女性、こころは男性……

 

20年くらい前は、身体には男性、こころは女性

という人は知られてきていましたが、

その逆はほとんど知られていなかったと思うのです。

ただ今思うのは、

いとも簡単にLesbian やGayのように性的指向に結びつけてレッテル貼りをしたり、

性同一性障害として語られていたように思います。
(結構、強引な分け方です……)

LGBTで一括りにされやすいですが、LGBの性的指向とTの性自認は分けて私は考えるようにしています

 


トランスジェンダーで性の違和感を感じていても

ホルモン治療などを望まない人もいます。

そのため、トランスジェンダーが広義になります。

最近は、男女と二元的に考えるのではなく、

連続体として考えられるようになってきました。

 

戸籍上・身体は男性でも性自認は女性、性表現は男性、性的指向はBisexualの人もいるでしょうし、性自認は男性でも性表現は女性という人もいます。


今は、LGBTへの理解が進んできていますが、

制服等についてもトランスジェンダー

あるいはジェンダーレスではなく、
性的指向のLGBも含んだLGBTで語られるのは、個人的には違和感を覚えています。

 


当時、性被害やストーカー被害、貢ぐ学生、いじめによる過呼吸デートDVの加害を打ち明けた男子学生……様々な学生の相談に応じていました。

紛れもなく今の私がいるのは、
打ち明けてくれた学生達の勇気の賜物と思っています。

www.moj.go.jp


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cocoは、心・人のつながり、

kalaは、ゆるし・争いの停戦という意味があります

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