クラッシャー 上司と間接被害を避けたい傍観者

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ナガナワ フミコです

ブログにお寄り下さり、ありがとうございます

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「クラッシャー 上司」は、

元・東京慈恵会医科大学精神科産業医牛島定信氏と

筑波大学社会医学系教授の松崎一葉氏が命名した言葉です。

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「クラッシャー」とは、その名の通り、

潰す 

という意味。

 

「クラッシャー上司」はだいたい、

優秀で仕事ができるタイプが多く、

論理的で言っていることは正しいため、

反論しにくいということが難しいところ。

敵視すると執拗に攻撃し、

共感力が低いこともあり、相手が精神的に追い詰められても

正当化したり、できないほうが悪いと責め立てていきます。

 

”人に教え育てる”

ということがなく、

周りも目をつけられないように気を回すという状態。

 

やりがいや楽しさということから離れ、
日常的に高圧で強烈なプレッシャーの中、

ストレスに苛まされ、

人材がいなくなる……という始末。

 

プレッシャー上司が1人いるだけで、

その場の空気は張り詰め、

関わらないようにという空気が漂います。

ただ、優秀な人材ということもあり、

「必要悪」として存在を黙認していることも……

 

その一方で、

直接被害を受けている人だけではなく、

「間接被害を避けたい傍観者」までもが

去って行くことになります。

 

「クラッシャー上司」は、

優秀な人、立場が上の人、チカラなどに弱かったりもしますが、

精神的に潰されてまで居続けるよりも、

今の時代は一つの場所で頑張らなくてもいい時代。



被害に遭っているのに、自分から離れるのは理不尽なこと

と思うかもしれませんが、

「クラッシャー上司」からすると、

自分には非や悪いところは無いどころか、

むしろ「正しい」「何が悪い」と思っているため、

考えは変わることがありません。

離れることが最良の選択ということもあります。

 

「クラッシャー上司」は残りやすいのは、

周りも容認しているから。

(表面的YESマンが多いということです)

 

容認しない

という土壌が育たない限り、

この問題は根強く残っていくと思います。

 

今、まさに社会のかわりどき。

 

辞めた人を「精神的に弱かった」

という一言で片付けてしまう風潮がありますが、

優秀な人=人格者とは限りません。

 

辞める人を出した土壌で改良も考えず容認する人の集まりは”NO”

だと社会が捉える世の中を

今まさに作っている最中なのでしょうね。

 

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cocoは、心・人のつながり、

kalaは、ゆるし・争いの停戦という意味があります

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