アンガーマネジメントのパイオニア(開拓者)
長縄 史子 です。
アンガーマネジメントをセットにした大学でのハラスメント防止講座をさせて頂きました。
2日間4コマにわたって大学の先生方、職員さん、学生さんに向けての講座。
朝と最後のコマ×2日間(計4コマ)にも関わらず沢山の教職員、学生さん達が参加して下さいました。
大学の先生方からは、興味深かった、面白かった、楽しかった、続きが聞きたいと振り返りで教えて頂きました。
きっかけづくりしかできませんが、
中に「大げさかもしれませんがこれからの人生が豊かになった気がします」「とても考えさせられた」「身近な人にも教えてあげたいなと思う講義でした」と感想を書いてくれた学生さんもいました。
実際に泣き寝入りをした後でカウンセリングに関わった女性の事例やアンガーマネジメントを使って関わった事例をお話したからでしょうか…
1つでも持ち帰ったり、自分で考えてみたり、疑問に思ったり、これからこうしていきたいと考える時間になれたのでしたら嬉しいことです。
20年ほど前から法教育・人権教育に携わってきましたがアンガーマネジメントを通してお話できるのは嬉しい限り。
特に今回は研究者あがりの先生というより実務経験豊かな先生方が多く、実務で揉まれてきてご苦労されてきた方が多いと想像できました。
医師も多く、お食事の際に興味深いお話を沢山お聞きできたのも幸せなことでした。
ハラスメント防止のためには
一人一人の意識改善が必要不可欠。
“見落とさない、見過ごさない、見くびらない”
これは私の持論。
そしてハラスメントを伝える側の意識も大切。
あるものしか出てこないし、無いものは出てきません。
一人一人の意識が変わらない限り、
何回講座をしても何回研修を積み重ねても
世の中は変わりません。
小さな頃からイジメが許せなかった私は、
止めに入ったこともあるし、
イジメられていた子の肩を持ち、
何を言われても
お天道様が見ている!
いつかバチが当たるから!
と思っていました。
頭ごなしに決めつける大人に対しては
器小ちゃい…と心で思っていたような子どもでした。
(今でもその傾向が無きにしも非ず)
ハラスメント行為は許せるものではありませんが、
ハラスメントを見て見ぬ振りをしている傍観者も同罪。
一人一人の意識と努力で防げることもあります。
そして人を貶めたり
人に当たることなく
一人一人大切にされ、
人を受け入れられれば、
居心地の良い環境はいつからでもつくれます。
学生さん達も可愛かったです♡
講座後、何人か話をしに来てくれました。
18、19歳くらいの学生さんと10数年接してきたこともあり、懐かしく…
明るい未来のためにも
アンガーマネジメントを役立ててほしいです!
ナガナワフミコ