先日、北海道高等学校長十勝支部の研究協議会にてアンガーマネジメントのお話をさせて頂きました。
アンガーマネジメントの理論とその有効性についてお伝えさせて頂きましたが、アンガーマネジメントそのものをご存じないという方もいらっしゃいますので、基本的なお話が中心となりました。
50分という短い時間の中でしたが、
学校現場に限らず、お話をさせて頂きました。
といいますのも、
怒りの感情は自分の問題。
職業や立場などあるかもしれませんが、
1人の人間として、自分の感情や行動と向き合い、
どのように扱っていくかが大切でもあります。
もしかしたら、お立場上、ご自分の感情にフタをされ、
表面的に対処されていく中で、ドカン!!と爆発してしまうケースもあるかもしれません。
管理職ということもございまして、
教頭先生との関係、
教職員との関係、
生徒の保護者との関係、
地域住民との関係、
感情が絡む出来事もあるかもしれません。
冷静に対処し、
伝えないといけないことも出てくることでしょう。
アンガーマネジメントは怒らなくなる方法ではありません。
怒る必要があるときは、適切に怒れ、
怒る必要がないときは怒らない。
その区別ができるようになる方法でもあります。
アンガーマネジメントは、心理教育であり技術トレーニング。
技術は一日にして磨けません。
日々意識して取り組んで頂いて、
日常に活かして頂けましたらと思っております。