ストレスを抱えていると、イライラしやすくなることがあります。
ストレスというと、悪いイメージがつきものですが、実は、悪いものだけではありません。
そもそもストレスは、1936年に生理学者であるハンス・セリエ氏がイギリスのネイチャー誌に「ストレス学説」を発表したことから用いられるようになった言葉だそうですが、
ストレスといえども、
良いストレス(ユーストレス:Eustress)、
悪いストレス(ディストレス:Distress)があります。
良いストレス(ユーストレス)は、ワクワクドキドキの状態。
モチベーションにも繋がります
悪いストレス(ディストレス)は、心配や不安によるイライラ、くよくよ、ムカムカ…
さらに、2つのタイプのストレスの中間に
適度なレベルのストレス(オプティマル・ストレス:Optimal Stress)もあるのです。
オプティマル=最善という意味ですが、ストレスが良いもの??と、なかなかイメージができにくいかもしれませんね
オプティマルストレスは、適度な緊張状態の中で、集中力や意欲が沸き上がっている状態でもあります。
プレッシャーがある状態の中で、あなたのストレスは、どれに当てはまりますか?
気づき、
対処法、
実践…
これが、ストレスに向き合う方法でもあります。
ストレス耐性が強い人は、レジリエンシー(resiliency)=「心の弾力性」を持っていると言われています(私は、心の筋トレと思っていますが )。
怒りも同じですよね~
怒りの耐性が高い人は、ものの見方、とらえ方が柔軟な人だったりします。
アンガーマネジメントを学んでいるおかげもありまして、
多少のプレッシャーがあっても、状況をある意味、楽しめることができます。
若い頃はそうはいきませんでした…
(親の考えの受け継ぎもありましたから、なおさらです…)
だいたい、
ねばらなない、~しかない、~のはず、べき!!
いろいろな縛りでがんじがらめになっておりました…(あぁ~苦しい~)
もちろんそれでも、それが自分だと信じ切っていた頃もございました
アンガーマネジメントを学ぶと、感情はもちろん、自分自身の思考や行動が見えてくることがあります。
マネジメントですので、実践すれば確実に変化していくはずです。
ユーストレス、いや、オプティマルストレスにして、最高のひとときにしていきたいものです
ナガナワ フミコ